眞田正適の心書

住職の心書812.思った通り

綺麗なガラスの植木鉢を手入れしている方に「綺麗な植木鉢ですね」と伝えると「これは元々金魚鉢です」と答えておられました。

ただのガラスの器が、「植木を入れたい」と思えば「植木鉢」になり、「金魚を飼いたい」と思えば「金魚鉢」になる。

「好きだ」と思えばその誰かは「いい人」に、「嫌いだ」と思えばその誰かは「いやな人」になっていく。

「全ての物事は、その人の心によって成り立つ」

「それ」が「なに」なのかを自分の心が決めるように「どんな人生なのか?」「どんな人生にしたいのか?」はあなたの心次第。

今からどんな人生を描いていきますか?

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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