「吉祥天」と「黒闇天」は常に行動を共にしていて、決して離れることはありません。
「楽と苦」「幸と不幸」「明と暗」といったものは、両極端であるように見えて、実は表裏一体であることをこの話を通して私たちに伝えてくれております。
生きていれば、良いことも悪いことも起こるのが人生。
良い事があって有頂天になっている時に足元をすくわれる事があったり、
悪い事があってどん底に落ちても周りの方に支えていただいている事に気付く事もあります。
どう転んでも「幸不幸」はセットであります。
「安心してください。」
今がどん底であっても見方を変えれば「幸」となりますから。
知心寺 住職 眞田正適
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