眞田正適の心書

住職の心書884.三日坊主

「100」「精進」の法話会を拝聴してやり始めたはいいもの僅か三日しか続きません。続けて行く事はやっぱり難しいです。
といったメッセージをいただきました。

三日間しか続かなかったら三日坊主だと恥ずかしい自分を責めたくなる気持ちも分かりますが、想いを起こして三日間続ける事ができた自分を褒めるべきではないでしょうか?

普段から続けておられない方からすれば、いきなりやる気を出して続けていく事はとても難しい事であります。

やった事のない分野に挑戦して、三日しかできなくて、「この分野は苦手だ」と決めつけているようなものであります。

三日間続ける事ができたなら次は五日間と段階を重ねる事で習慣となっていきます。

行動した自分を褒めてあげてください。

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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