眞田正適の心書

住職の心書886.悪路 2

私たちの人生は思い通りにならないことばかりであり、険しく歩きにくい世の中であります。

その事に対して鹿の皮をひいて自分自身が思う理想の道にしようとしていても反発もあって、なかなか実現していく事は難しい事であります。

実現しようと試みたところで、とてつもない時間とお金と労力がかかってきます。
それよりも自分の足を鹿の皮で覆った靴に履き替えれば悪路もずいぶんと歩きやすくなっていきます。
みんなに理解してもらおうと大きな道を作ろうとするから頓挫したり、足止めを食らったり否定されたりもします。 「心の持ち方教室 60分講座」で自分に合う靴を選びませんか?

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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