眞田正適の心書

住職の心書891.清算 2

「年賀状準備」「喪中はがきの確認」「お歳暮」「帰省予定」「家族の予定調整」等。
自分の事ではない周りの方を思う事が多い時期。
人との関わりは面倒な事も負担も多くありますが、良いも悪いも沢山の関わりを持って生きていた自分の立場を知るきっかけでもあります。

もし、関係が拗れた友人、不義理をしてしまった方、連絡をとっていない両親、口も聞いていない家族等、もう一度連絡を取れるチャンスでもあります。

気持ちよく新年を過ごす為に清算する事をお勧めします。

誰の為でもなく自分の為に。

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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