眞田正適の心書

住職の心書907.信仰

「信仰」という言葉を聞くと、どこかの宗教に所属して「盲信」している印象を持つ方が多くおられます。

お釈迦様が説く「信仰」とは根拠もなく、他人からの言葉を鵜呑みにすることではありません。
お釈迦様が説く「信仰」とは何事においても自分でしっかりと調べて、自分で理解して、自分で納得していくことであります。

「これが良い」「これが悪い」などの判断は何を根拠に言っているのか?が曖昧だと躊躇して信じて進む事が出来ず返って振り回されてしまいます。

大切な事は
「他人が言っているからではなく自分はどう思っているか?」

「盲信ではなくて確信。」

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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