私が商売人から事業屋になりたいと思い
師匠の門を叩いてから20数年になる
今では本当に近い距離でお付き合いいただいているが
当時は師匠と呼べる距離感でもなく、直接話をする時間も限られた
しかし、この人の全てを吸収したいという思いから
一心不乱にメモを取り、指導されたことを粛々と実践した
徐々にその成果が出だした頃に
「アイツはコンサルに心酔している」
「あれは単なる(師匠の)真似事だ」
という外野の声も大きくなった
自分がこの道を進むのだと腹を括ったなら
周りの声など気にすることはない
己の進む道に生える雑草と思えば良いだろう
雑草が生えたなら、己の志を育てる修行だと捉え
一本、一本、丁寧に抜くが良い
手間を嫌い、除草剤を撒くような心ではいただけない、己の道をも汚すことになる
一本、一本、丁寧に粛々と抜くのが良い
やがてこの山道が、多くの人が歩む道となるのだから