今日は雨‥。古来より日本では雨を風情のあるものとしてとらえて上手に付き合ってきました。そのため雨を表す言葉も400種以上あるそうです。
「まねごとの祈り、ついにまことと化すまで」という原民喜さんの詩があります。 最初はただ手を合わせている。まねごとである。助かりたいから、夢中でただ手を合わせている。そのまねごとの祈りが、ついにまことと
「犀(サイ)の角のようにただ独り歩め」(スッタニパータ) 群れずに行動するサイ。「犀(サイ)の角」という表現は「孤独」を意味します。
「どうすればみんなと仲良くなれるでしょうか?」の質問にお釈迦様は「あげれば、みんなと仲良くなれます」と答えられました。(相応部)
「諦める」=この人のことをもう知らなくていいという考えから「分断」を生む。「答えが出た」=勝手な納得から「偏見」を生む。一番大切なことは、「問い続ける」ではないのかと...。
寺の語源は諸説ありますが、大和言葉の「てらす(照らす)」からきたと言われています。お釈迦様が示していただいた法灯(教え)をもって世界を明るく照らしていけるよう努めるべきだと自戒を込めての意味だと感じて