新年を迎え、皆様におかれましては、すこやかに新春を迎えられたことお慶び申し上げます。旧年中は、皆様のお蔭を頂き諸行事をはじめ、学び・親睦を深めさせて頂いたましたこと心から感謝申し上げる次第でございます
私にとってあっという間の一年間。皆様はどのような一年間であったでしょうか?「出家した修行者と信仰者である猟師は同じ信仰者であっても大きく異る。
誰であってもやられた不快なことに対して腹を立てる事はあります。しかしその思いをいつまでもを続けてしまうと自分自身が辛くなってしまいます。
「袖振り合うも多少の縁」といった諺があります。「多少の縁」の「多少」とは果てしない過去世から続いていると言うことであり、「縁」は「繋がり」といった意味であります。
「真言は不思議なり 観誦すれば無明を除く」(般若心経秘鍵)訳)真言は不思議である。真言を読誦すれば、その力によって心の闇を取り払うことが出来る。」
「生まれたものが死なないということはあり得ない」(相応部)いつかくる事ではなく必ずくる事が約束されている事。
逃げられない苦しみの三つに「病苦」があります。病気になりたくないと思っていても病気になり、病と向き合っていかないといけません。