生を受けた以上、亡くなってしまうことは当たり前のことでります。誰も彼も必ず亡くなってしまいます。誰にもが避けられない真理であります。
仏教で一番有名な教えと言えば、「諸行無常無常」(あらゆるものは変化している)かと思います。
数々の投稿してきた中で「そうは言っても‥」と言った意見もいただきます。仏教を信仰さえすれば全ての問題を解決する事ができるかと言われたら現実問題解決できない事もあります。
「現実を正しく認識すれば苦しむことはない。」とお釈迦様は説いております。人はすぐに妄想をして、勝手な意味や物語を作り出します。
仏教の基本的な教えに「諸行無常」があります。この現実存在は全て常に変化するものであり、一瞬とたりともあり続けることがありません。
塾に通う子ども達に何の為に勉強しているの?と質問すると夢を語ってくれるのかと思っていたら「良い大学に行って、良い会社に入って、良い生活をしたいから」を聞いて少し寂しい気持ちになった。
「覆えばすなわち長劫に偽獄に沈み、発陳すれば仏の真容を見る。」(金勝王経秘密伽陀)訳)過ちは隠せば隠すほど、長く苦しむことになります。心をさらけ出せば、仏の姿を見ることができる。
月や太陽は雲がかって実際に見えなくても減る事なくあり続けます。「一心の虚空はもとよりこのかた常住にして不損不減なり」(吽字義)