普段座っておりますと気持ち良く座れる時もあれば上手く座れない時もあります。この感覚は他者と同じではなく、自分自身の感じた感覚であります。
「心病多しと雖もその本は唯一つのみ所謂無明これなり」(十住心論)訳)心の病気は多くあるが、その根本的な原因はただ一つしかない。それは無明であり、自分が見えていない事にあります。
「如来威神の力を離れぬれば、十地の菩薩もその境界にあらず。いわんや生死の人をや」(大日経開題)訳)如来の不思議な力を離れては、如来になる段階まで修行の進んだ菩薩でも、その内容を理解することができないの
信じたくない現実が時として襲う事があります。受け入れたくないと思う気持ちはとても分かります。しかしどうあがいても起こった事が事実であるのです。
普「人の為に生きる方がいいのか?」「自分の為に生きる方がいいのか?」といった内容で話し合う機会がありました。
普段生活しておりますとふとした時に別の仕事や不安を思い出してしまいます。思い出す事や集中出来ない事がダメだというわけではなく、それに気付き、また意識を戻す事が大切であります。
「最も一緒に過ごす時間の長い5人の友達の平均になる」と言った有名な言葉があります。
お釈迦様が夫が妻を敬うことについて五つの意義を説いておられます。