「昇墜は他の意に非ず、哀栄は我が是非なり」(十住心論)訳)自分自身を高めるのも落とすのも他人によるところではない。栄えていくのも滅びていくのもその浮き沈みは全てあなたにかかっている。
「老人であれ、若者であれ、はたまた壮年であれ、みんな順番にこの世を去っていく。熟した果実が木の枝から落ちるように。熟した果実がいつ何時木から落ちるか知らないように生まれた人間はいつ何時死ぬかもしれない
あこや貝という貝をご存じでしょうか?あこや貝は自分の体内に入った異物の痛みを和らげるために、異物を包む成分を何層も何層も重ねることによって皆が知っている「真珠」となります。
瞑想の際に先ずは、身体を調える「調身」と息を調える「調息」から始めます。
お釈迦様の弟子に誰よりも厳しい修行を積んでいた修行者がおられました。
「方円の人法は黙するかに如かず」
東日本大地震から11年経つ。その時は高野山の道場(寳壽院)に居たが震災の出来事を伝えられて、卒業も目前のところ居ても立っても居られず道場を抜け出した事が今朝のニュースを見て想起される。
苦楽を共にしてきた修行の同期と高野山 寳壽院にて一座土砂加持法会を勤めさせていただいた。各、配役の発するお経が紡がれて「法」が流れていく。