「一芸是れ立つ、五車通し難し」(性霊集)訳)本を車5台分くらい沢山書き上げたとしても、何の役にも立たない。一つの事に秀でた人材は、必ず重宝される。
「海は干上がれば海の底は見えるけど、人が亡くなっても心の底までは見えない。」
木の枝から枝へと騒がしく飛び回る猿のように頭の中が「あれもこれも」と次から次に浮かんで「今」に集中できない状態を「心猿」や「モンキーマインド」と呼びます。
「枝を攀ずる者は悉く柢を極むるに驕る。」 (性霊集)訳)木を登る人は木の根元の丈夫さを過信しがちである
転けてもまた立ち上がろうとする赤ちゃんを見ていて勇気をもらう。「失敗したらどうしよう?」「転けないかな?」
「よく誦しよく言うこと鸚鵡(おうむ)もよく為す。言って行わずんば何ぞ猩猩に異ならん」(秘蔵宝鑰)訳)どんなに素晴らしい教えも言うだけでは鸚鵡(おうむ)でもできる。口にしても実行しないならば猿と何ら変わ
ありのまま(全体像)に見る事が最も分かりやすいのは、自分から遠い物事であります。自分との関わりが薄い物事や薄い関係の人物の行動はありのまま・冷静に見やすいが逆に家族や親友等自分に近ければ近い程、ありの
「奇なる哉 君王一糸の命、人をして一賤また一尊ならしむ」(拾遺雑集)訳)不思議な事は、一国の王が発するたった一言が、人を賤しくさせ、尊くもさせる。