「人の一生とは一息の間である」とお釈迦様は説きました。昨日も明日もない一つの息をする今の瞬間こそ人生 全てだと言うのです。
「忍の徳たること、自戒苦行も及ぶこと能わざる処なり」(仏遺教経)苦難や困難を耐え忍ぶ事は、戒律を守ることや苦行よりも深い修行になると説きます。
「生れによって賤しい人となるのではない。生れによってバラモンとなるのではない。行為によって賤しい人ともなり、行為によってバラモンとなる」
インドのとある村では、たくさんの人が毒蛇に噛まれてなくなってしまいました。そこで村を治める王様は毒蛇を捕まえてその皮を持ってきた人には賞金を出すことにしました。
「物に定まれる性なし。人何ぞ常に悪ならん。縁に遭う時はすなわち庸愚も大道を庶幾う。」(秘蔵宝鑰)
子供を産んだ後、亡くなる母親は珍しくありませんでした。 少なくなったものの出産後、力尽きて亡くなる方は今でもおられます。「懸ける」とは、「託す」や「失う覚悟をして取り組む」といった意味であります。
「外道の前に於て自ら我、無上菩提の妙戒を具すと説くべからず」(秘密三昧耶仏戒儀)訳)仏教のことを理解してない人に対して、仏教の素晴らしさを説いてはならない。
仏壇を購入したら必ず仏像や掛け軸に眼を開かせる開眼を修法します。開眼作法を以て眼をパッと開かせるイメージをもたれる方も多いかと思いますが開眼はあくまでも切れ目を入れるだけの事。