長い・短いの時間の感じ方は時との「間」にあります。時と人との向き合い方(間)に感じ方の差がうまれてきます。物事に真剣に向き合っていれば短く感じますし、惰性で生きてしまえば長く感じるのは当然であります。
坐ることの心構えは姿勢と呼吸の2つを整えることであります。姿勢を整えると呼吸も変わってきます。呼吸を整えると心も変わってきます。「香を執れば自ら馥し、衣を洗えば脚浄し」(性霊集)
「大廈は羣材の支持する所、元首は股肱の扶け保つ所なり。」(性霊集)訳)大きな家は沢山小さな部分が集合し、支え合ってはじめて家が建ちます。一国の政治も元首一人では成り立たず、信頼できる多くの臣下の助けを
「鈍き刀の骨を切る必ず砥の助けに由る。重き輅の軽く走る抑も亦油の縁なり。」(三教指帰)訳)鈍った刀で骨を切るには、必ず砥石の助けを借りなければならない。また重い車を軽く走らせるには油の力を借りなければ
泥棒も警官も走る方向は一緒 何が違う?走っている人の心構えが違う。逃げる車も追いかけるパトカーも方向は一緒 何が違う?
すぐに乞食はゴミ置き場に捨てられたネズミの死骸を見つけそれを拾って持ち帰り、早速ネズミの皮を剥ぎとり、日に干し縫い合わせて財布を作って街に売りに行きました。珍しく美しい財布はすぐに売れ、乞食は得たお金
昔、2人の仲の良いお金持ちがおりました。1人のお金持ちが病気で亡くなってしまい、残された1人の息子が全財産を相続して跡を継ぎましたが、仕事もしないで毎日遊び暮らしていましたので数年のうちに財産を失って
「仏法遥かに非ず。心中にして即ち近し。真如外に非ず。身を棄てていずくにか求めん。」(般若心経秘鍵) 訳)仏の教えは遥か遠くにあるものでは無く、とても近い心の中で