昔、馬のいない国があった。国王は戦争の時のことを考え、大きな出費をして五百頭の優れた軍馬を買って外敵に備えたが幸いにも国は平和だったので買った五百頭の馬を戦争に用いる必要なかった。
新たに成人を迎えられた皆様おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。今回の為に振袖を仕立てられたのか母様のお下がりなのか分かりませんがとても良いお着物で着ておられました。
鏡に映る自分の顔ばかり見ていた男の話があります。男はある日、いつも通り鏡を見るとその鏡が裏返しになっていることに気づかずに何も映らない鏡を信じて自分がいなくなったと大騒ぎをしたといったお釈迦様のお話が
「生は昨日の如くなれども、霜鬢忽ちに催す。強壮は、今朝、病死は明夕なり。」(教王経開題)訳)昨日生まれたと思ったらいつの間にか白髪の老人になっている。今朝は健康だったのに明日の夕方には病気で亡くなって
「欠けているものや足りないものは音を立てるが、満ち足りたものは静かなものである」(スッタニパータ)
「実行が伴わないのに、言葉だけ気にいられるようなことを言う人は言うだけで実行しない人である。」
「人は自分が優れていると思う見解を最上のものだと考えて、他の見解は全てを劣ったものとみなす」(スッタニパータ)人は一度これが正しいと判断した事は無意識のうちに絶対だと思いがちであります。
「義ならざるものを見て邪曲にとらわれている悪い友を避けよ。貪りに耽り怠っている人に親しむな」(スッタニパータ)