知心寺の起源となった「如実知自心」(大日経)訳)如実に自身の心を知ること
今年もあと僅か40日程度。様々な抱えている問題に対して「やめたい‥」「逃げ出したい‥」「疲れた‥」と感じる事は誰もがあります。
「苦手な上司」「意見が合わない同僚」「無理難題を押し付けてくるクレーマー」等 世の中には必ずと言っていい程、自分と合わない方や苦手だと感じてしまう方がおられます。
「医眼の観るところ百毒薬と変じ、仏慧照らすところ衆生即ち仏なり。」訳)優れた医者の眼で見れば、人間の健康を害する毒薬が人間の健康を保つ良薬となり、み仏の悟られた知恵の眼で見られたなら衆生がそのまま仏と
「練習」すれば良い事も悪い事も必ず上達していきます。最初から愚痴や不満を身に着けた人はいない様に、言い訳や自分で納得する為にやれない理由を作る事を日々続けていくと誰でも上手になってくるのです。
逃げられない苦しみに「生老病死」があります。「生きていかないといけない苦しみ」「老いたくなくても老いてしまう苦しみ」「病気と向き合わないといけない苦しみ」「死んでしまうという苦しみ」
「亡き父はパンとコーヒーが好きだった方でした。」「じゃあパンとコーヒーを仏壇にお供えしてあげたらどうですか?」「えっ!和食じゃなくていいんですか?」
意見を求められた王様は次のように言いました。お前たちが見た「キンスカ」の木はそれぞれ正しいし、間違ってはいない。しかし、同じ「キンスカ」であっても、見る時期や角度によって全く違ってくる。