以前お参りしたことのあるお寺にもう一度お参りさせていただくご縁をいただいた。一度目のお参りは気持ちが落ち込んでいたせいかあまり良い思い出はなかった。今回お参りによせてもらったときには何故だか素晴らしい
「出会いがあれば必ず別れがあります。」遅かれ早かれ、いつかは必ず別れがくるのです。会えなくなるのは悲しいが出会えてなければそのような悲しい気持ちになる事はありません。
誰かとお別れする時にかける言葉「さようなら‥」「さようなら」は接続語であり、漢字で書くと「左様なら」と書きます。「左様であるならば」起こった事実を理解して、そういったことであるならばと現実から逃げずに
「物を断つには長刃を須い、衣を縫うには小さい針を用いる。」(宗秘論)同じ刃物といっても物を切るには長い刃を使い、布の時には小さい針を使います。小さい縫い針だからといって長い刀に劣るという事はありません
「感じる」には答えはありません。「感じる」と言う事は今この瞬間の気持ちを向き合うことであって、それに対して正解・不正解はありません。
「聖人の薬を投ずること、機の深浅に随う。」(般若心経秘鍵)医者は患者の病状に応じて出す薬を決めて、適切なタイミングや量を投薬します。
「南斗は随い運れども、北極は移らず。」(秘蔵宝鑰)南にある星々は運行していきますが、北極星は動くことなくその場にいる。羅針盤が無かった時代には北極星は必ず北にあると、それを頼りに航海しておりました。