ある男がイライラして居合わせた猿を殴った。
殴られた猿は仕返ししたいけどあの人は勝てる相手じゃなさそうだからどうしようかと思っていると、殴った人の子どもがやってきた。
この猿は子どもが相手なら勝てそうだと思ってさっき恨みを子どもで晴らした。(百喩経)
「良き種を蒔く」 良き種も悪しき種をもどこに飛ぶのかは誰にもわかりません。
自分に返って来れば受け入れやすいのですが、まさかのところに行くことだってあります。
悪しき種は遺恨を残さない為に早めに刈り取らなければいけません。
知心寺住職 眞田 正適
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