眞田正適の心書

住職の心書90.豊かさとは 1/2

テレビが初めて家に来たときにはテレビが来たと大騒ぎして人が集まり、家族団欒の時間が自然とできていた。

やがてそれぞれが好きな時間に好きな番組を見るために各部屋にテレビを置くようになってから皆で談笑してテレビを見ることは無くなってしまった。

豊かになると信じ、沢山の製品を作り普及させた結果待っていたのは豊かさとは程遠い「核家族」であった。

今一度、豊かさとは何かを考えなければいけない。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

この記事は役に立ちましたか?

参考になりましたら、下のボタンで教えてください。

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP
ログイン