眞田正適の心書

住職の心書123.光を観る

これから紅葉の観光シーズンを迎える。
観光の「観」とは、心の眼で観ることを意味します。

「観光」という本来の意味は、過去の先人が残した光を心の眼で観ると言うこと。
「観光」だからお酒を飲み、楽しく過ごすというわけではなく先人が残してきた文化、時代背景を理解するところに「観光」の意味があります。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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