以前お参りしたことのあるお寺にもう一度お参りさせていただくご縁をいただいた。
一度目のお参りは気持ちが落ち込んでいたせいかあまり良い思い出はなかった。
今回お参りによせてもらったときには何故だか素晴らしいご縁をいただいのだと心が素直に喜んでいる。
同じ場所であるのに気持ちの持ち方で大きく違ってくると感じたお参りでありました。
「心暗き時は即ち遭う所悉く禍なり。
眼明らかなる時は、即ち途に触れて皆宝なり。」(性霊集)
心から楽しめない時、悲しい時には何であっても全く面白くないものであります。
心の中が明るい時は目に映るものことごとく宝のような素晴らしい価値が見いだされるとお大師様(空海)は言われております。
同じ景色であっても心持ちによって見方は変わっていく。
だからこそ心に向き合ってべきであります。
知心寺住職 眞田正適
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