眞田正適の心書

住職の心書109.一人では 

「大廈は羣材の支持する所、元首は股肱の扶け保つ所なり。」(性霊集)

訳)大きな家は沢山小さな部分が集合し、支え合ってはじめて家が建ちます。
一国の政治も元首一人では成り立たず、信頼できる多くの臣下の助けを借りなければならない。

何か大きな事をする為には一人では出来ません。みんなの支援や支えがあってこそであります。
皆の支援・支えがあって今がある事に頭が下がります。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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