眞田正適の心書

住職の心書132.きっかけ

ある画家が天使を描きたいと思って街中を探しておりましたら生まれたばかりの赤ちゃんを見てこれが天使の姿だと思い、筆を走らせ素晴らしい天使の絵を書き上げた。

あれから数十年経った時に画家が次に悪魔を描きたいと思い、街中にいる人相の悪い人をモデルにして悪魔を描いた。

その悪魔のモデルになったのが、かつて天使のモデルだった赤ちゃんであった。

少し出来過ぎている話でありますが‥

「生まれを問うな、行為を問え。」

行いの結果‥

縁や環境によって人生が変わっていく。良いきっかけや良い機会があればどんな人生でも好転する可能性が誰にでもあります。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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