眞田正適の心書

住職の心書133.心を寄せる

「物事は心にもとづき、心を主とし心によって作り出される。もしも清らかな心で話したり行ったりするならば福徳はその人に従う。影がその体から離れないように。」(法句経)

人間関係は心によって作り出されるものです。
家族や友人のコミニケーションも同じであります。
単純にお金を家庭に入れれば、望む物を与えれば良い関係ができると言うものではありません。
本当に家族や親しい方のことを心配し、その幸せを願っていれば何らかの形で表出され必ず家族や親しい友人に伝わっていくものです。
大事な事はいつも愛情注ぐことを忘れずいつも心を寄せていれば体から影が離れないように関係性が離れていくことはありません。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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