眞田正適の心書

住職の心書141.良い関係の築き方

人との付き合い方に悩まれる方が多くおられます。
どのように与えたらいいのか?
どのように振舞ったらいいのか?
どこまで踏み込んだらいいのか?

「蜜蜂は花を傷付けることなく蜜を得て、飛び去っていく。また花粉を持ってきて、花に恵みを与えている。あなたがどこかを訪れるときには、そうするといい。」(法句経)

爪痕を残そうとするのではなく、ちょっとでも与えられるそのような気持ちを持って接していくことが良い付き合い方が出来るとお釈迦様は説かれております。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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