「0か100」「成功か失敗」「合格か不合格」「勝ったか負けた」と全てを二択で判断してしまう方が多くおられるように思います。
ありのままに見るとは「0か100」の間にあるそれぞれの点数にあります。
合格ラインの80点を取れば100点を取ったかのように勘違いしてしまい、79点でも不合格となれば0と同じように思って落ち込んでしまう。
ありのままに見るとは0(不合格)の結果ではなく、79点の点数であります。
同じ不合格であっても79点の点数を見ればもう少し頑張れば合格できると分かりますし、0点であれば方向性を変えるか相当な努力が必要になってくるかも分かります。
結果ではなく今どの状態なのかをちゃんと分かれば見えづらかった輪郭がはっきりと浮かび上がってくる。
知心寺住職 眞田正適
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