眞田正適の心書

住職の心書168.躊躇

ごみが落ちているのを見つけても、まあいいや、誰かが拾うだろうって思って放置。
誰かが泣いていても、いずれ泣き止むだろうと自分には関係ないと見ないふり。
そうやっていると、いずれ心にまでサボり癖がついて、良い部分を悪い部分が知らない間に覆ってしまう。

「善をためらっていては、心が悪を楽しんでしまう。」
 

思い立ったら吉日。

いつだってやるなら「今」なのです。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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