今年最後の朝粥会。
来年のお正月はおせち料理やお雑煮を食べゆっくりと過ごされる事だと思います。
両側の先端が細くなっているお正月やお祝いの席で使われる「祝い箸」
なぜ両方が細くなっているのかと言うと、「神人共食」と呼び、片側は人間(自分)が食べるのに使い、もう片方は神様が食べ、共に食事をするという意味であります。
簡単に言いますと晴れの日のお祝いの食事ですので、神様にも共に召し上がっていただくというわけであります。
食事は生きていく上で必要であり、そこにどのような想いが込められているのかを見ると先人達が大事にしていた事が見えてきます。
正月は家族や友人とゆっくりとお過ごし下さい。
知心寺住職 眞田正適
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