眞田正適の心書

住職の心書170.自覚

月日が経つのは早いものでもう年末。
新たな挑戦・挫折と本当に色々とあった濃い一年間だったな振り返っております。

「以前は怠けていた者でもこれから怠けることがないのなら、この世を照らす人物にもなり得る」
 
「失敗したらどうしよう」と未来を憂いることもありますが、過ぎ去った過去を考えても仕方がないことです。
「自分はなんてダメなんだ…」と思ってしまう事は私にだってあります。
だからといってこれから先すべてがダメということはなく、ダメだったのは過去でしかありません。
自分が怠け者だと自覚し変えたいと思うのであれば、いつでもこの世を照らす人物にもなり得るとお釈迦様は説いておられます。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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