眞田正適の心書

住職の心書174.槍抜く

始める時は皆、調子いいですがあまり長続きせずにとてもじゃないけども槍(やり)切れないと不平不満をこぼしてしまう。
槍(やり)は切れないのが当然で槍(やり)は突き通すべきであり、槍(やり)抜いて初めて事を成せるのであります。

本当に願うものがありそれを何が何でもやってみると決心し、必死の覚悟でそれに向かって突進すれば必ず得ることができる。

途中で投げ出してしてしまえば何も得る事はできない。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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