「人は自分が優れていると思う見解を最上のものだと考えて、他の見解は全てを劣ったものとみなす」(スッタニパータ)
人は一度これが正しいと判断した事は無意識のうちに絶対だと思いがちであります。
そのように思ってしまう事によって他人の意見を受け入れることは出来ず。ついには争うきっかけとなってしまいます。
国同士の戦争も絶対的な正義と悪があるわけではなく、双方、自国が正しい・自国が正義だと思っております。
自信を持つ事は良い事ですが過信になってはいけません。
主張だけではなく相手の良いところを見ようとする姿勢が伝わりお互いの心を通わせる。
知心寺住職 眞田正適
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