眞田正適の心書

住職の心書205.因果応報 1/2

「因果応報」
全ては行いによって返ってきた結果であります。
悪い事を行いは直ぐに返ってこれば分かりやすいですが、いつ返ってくるのかが分からないからこそ厄介であります。

「殺す人は殺され怨む人は怨みを買う。また罵りわめく人は他の人から罵られ、怒りたける人は他人の人から怒りを受ける。」(ウダーナヴァルガ)
 
相手を陥れようと思う気持ちや相手を傷つけてもその時はスッキリするかもしれませんが後々に周り巡って自身を苦しめてしまう結果を生んでしまう。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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