仏壇を購入したら必ず仏像や掛け軸に眼を開かせる開眼を修法します。
開眼作法を以て眼をパッと開かせるイメージをもたれる方も多いかと思いますが開眼はあくまでも切れ目を入れるだけの事。
それを開かせるのは日頃のお勤めによるものであります。
鳥が産まれる際、卵殻から出ようとする様子を見て、親鳥が外部から卵をくちばしで突いてヒビを入れて孵化するきっかけを作ってあげることによって無事 雛が産まれることができるのです。
大事な部分は、開眼を通してこの「仏縁」「きっかけ」をどのように自分自身の心が感じるかであります。
知心寺住職 眞田正適
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