眞田正適の心書

住職の心書215.人として

「生れによって賤しい人となるのではない。生れによってバラモンとなるのではない。行為によって賤しい人ともなり、行為によってバラモンとなる」

行いが全てであって、肩書きがまったく無意味なものであるというわけではありません。 
肩書きで全ての人を判断しようとしてしまうというところに問題があります。
肩書きだけで見てしまうと相手に対しての理想と現実が乖離していると勝手に失望してしまいます。
 
立場ではなくてもっとその人を内側を観るべきであります。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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