「忍の徳たること、自戒苦行も及ぶこと能わざる処なり」(仏遺教経)
苦難や困難を耐え忍ぶ事は、戒律を守ることや苦行よりも深い修行になると説きます。
「何で私だけ‥。」
「どうしてこんなこんなことに‥。」
「何でこんなことしなければいけないの?」
と人の事ではなく、私が修行道場にいてた時での感情であります。
その時を思い返してみれば道場での修行が日々での辛いことを耐えるトレーニングになっていたように思います。
どんな状況であっても突如として襲ってくる災難や不条理を受け入れることも厳しい世の中を生き抜いていくためには必要であります。
知心寺住職 眞田正適
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