眞田正適の心書

住職の心書237.偏見

自分のものの見方や考え方を土台から作っているのは日々の数々の判断であると言われております。
様々な小さな判断の傾向はいつの間にか自分の習慣になっていきます。
あれはつまらない、これは面白いと言う事さえ習慣になっていて自分が一度も試したことのない事柄にさえ、決定的な判断を下している。 

これを「偏見」とも言います。

「偏見」の目で事柄を見れば一切がその偏見のまま自分の目に映ってしまう。
真実が見えず色眼鏡で見てしまうと言うことであります。
連日あるの国の批判を見続けると歴史・人種・政策・全てが悪い様に見えてしまう。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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