「愚においては毒となり、智においては薬となる。かるがゆえによく迷い、またよく悟るという。」(声字実相義)
訳)誤って使えば毒となり、正しく使えば薬になります。だから人は悩み迷ってしまい、だからこそ人は学び、悟りを得ることもできる。
考え方によっては自分を苦しめる愚かな考えにも自分を奮い立たせる言葉となります。
言葉も使い方によって心を傷つけることも励ますこともできます。
正しく使わなければなりません。
しかし、正しいと思っていた判断で予期せぬ方向にいってしまったりと、何が良くて何が悪いか悩むこともあります。
だからこそ人は学び、成長していく。
知心寺住職 眞田正適
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