眞田正適の心書

住職の心書268.思い込み

「すべてのものごとは、その人の心によって成り立つ。」(法句経)

こんな商品を作りたいとした思った人たちによって商品が作られております。
ガラス製品に「金魚を入れたい」と思えば「金魚鉢」になり、「花を植えたい」と思えば「花瓶」となる。「それ」が「なに」であるのかの全てを決めているのは「心」であります。
「こうでなければいけない」「こうあるべき」と思い込みから離れてみたら、無限に広がる可能性に満ち溢れてる事に気付く。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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