眞田正適の心書

住職の心書270.考え過ぎ 2/2

初めて自転車に乗る際に
「ハンドルでバランスを保ちながらペダルを漕げば乗れるよ」
と説明を受けて、理屈としては分かっていても乗りこなす事はできません。

自分の感覚で理解するしかないのです。

何かを始める前によーく考えるのはとても大切なことであります。

でも私たちは時々このムカデのように考えても仕方ないことを考え過ぎるあまり行動できなくなってしまうことがよくあります。
考えても分からないのであれば一度やってみる。

やってみて分からなかったら出来なかった理由を考える方が案外近道だったりもする。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

この記事は役に立ちましたか?

参考になりましたら、下のボタンで教えてください。

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP
ログイン