眞田正適の心書

住職の心書316.見失う

「自分は優れていると考えてはいけない。また自分が劣っているとも考えてはならない。」(経集)

自分と他人とを比べてはいけないないうことであります。
それぞれにおいて得意・不得意があります。

そもそも同じ種目で戦っているわけではありません。
自分との向き合いの中での成長と考えると不要なストレスに苛まれることもありません。

前回の失敗を反省し、現在に活かすその姿勢は、自分自身を成長させることができるのです。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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