眞田正適の心書

住職の心書342.開き直り 2/2

ある仏教説話の話であります。

私たちの生き方も同じであります。

私たちは何か活動すればするほど、知らない間に悪行を作り、他者に迷惑をかけることが多くあります。

生きていくためには仕方がないと開き直らずに少しでも「申し訳ないな」といった詫びる気持ちや少しでも報いようとする気持ちを持つことが大切であります。

日々1℃でも熱湯の温度を下げれ続ければやがて金(宝物)に手が届く事ができます。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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