眞田正適の心書

住職の心書351.観察

「観察」は、物事を詳しく見て調べること、物事のありのままの現象を客観的に注意深く見極めることを意味する言葉であります。

「観」は観る力
「察」は察する力・感じる力

仏教では知恵によって対象を正しく見極めることを意味します。

現状や現実をどう察していくのか深く観ていく事を「観察」すると言うことであるのです。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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