眞田正適の心書

住職の心書352.暑い日

毎日暑い日が続きます。

公園に行きますと暑い中でも遊んでいる子供を見て、次に子供を連れてきているお母さんを顔を見ると全く表情が違います。

暑い中でも汗をかきながら楽しそうに走り回る子供、出来るだけ日の当たらない日陰を探そうと必死になっているお母さん。

毎年周ってくる夏。暑さは逃れることができませんがその暑さを楽しむ心は持つことは出来るかと思います。

海水浴は暑いからこそ楽しめ、スポーツは汗をかくからこそ爽快感が得れるのです。

変わらない事象に対して反発する心が苦しみを感じていくんだと気付く。

「どのような状況であっても心が変われば見方が変わっていく。」

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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