眞田正適の心書

住職の心書369.外部

私たちは外部からの影響を無意識に受けて様々な感情を頭の中に浮かべてしまっています。
意識的に落ち着いた環境に身を置いてみるといろんな心の声が湧き上がってきます。

「あれ欲しいな〜」
「あの一言が許せない!」等

個々様々な心の動きを振り返って自身を観察する中に、煩悩から離れる瞬間が見つかるはずです。

欲望や怒りや妄想を心に浮かべてしまうこと自体に、嫌悪感を持つ必要はありません。
 
仏教のシンボルの花ともいわれる「蓮」はの汚い泥の中でしか大きな花を咲かせないように自分自身の煩悩を見つめる眼が深ければ深いほど悟り(気付き)に近づくのだと言います。

大切なのは自分で自分を確認してする事であります。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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