生きていく上で知識は無くては困ります。
しかし知識だけに偏っても困るのです。
仏教では知識を得る事よりも知識を知恵としていく事を大切にしております。
知恵のある人はいつでもその時正しい答えを導き出すことができます。
例えば水がこぼれたら布巾で拭く事が先決であります。
知識で考えてしまうと今拭かなくてもいいとか放っておくべきだとか選択肢がたくさん出てきます選択肢や考えているうちにますます問題の根源である水が広がっていきます。
大切な事は今、何をするのかということが大切であります。
知心寺住職 眞田正適
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