「救世主」とは救う働きをする人とあります。
誰もが救っていただいた方、恩人と思える方はおられるかと思いますが皆がそう思っているのかといればそうではありません。
なぜなら恩を感じるのは自身の心だからであります。
お釈迦様は
「自分を救えるのは、自分自身である。
他の誰が救ってくれようか。
自分を正しく制御して初めて、人は得難い救済者を得る。」と説かれております。
自身の心に触れて感謝の気持ちを起こすのも、大きなお世話だといって突っぱねるのも自身の心のによるものであります。
あらゆる感情は自分の「心」が作り出している。
だからこそ心を正しく整えていくからこそ出会う人が救済者となりえるのです。
知心寺住職 眞田正適
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