眞田正適の心書

住職の心書437.智慧

仏教でいわれている「智慧」は、真理を明確に知る働きのことをいいます。
六波羅蜜の実践である布施・持戒・忍辱・精進・禅定の経験によって智慧が生まれてくるのです。
経験は「間違っていたのか?」「これが正解だったのか?」一つ一つ確かめる作業であるかと思います。

確かめて信じる「確信」

自分で確かめていくと「自信」に繋がってきます。
学ぶことも大事でありますが知識よりも経験に伴う智慧は失うことはない。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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