眞田正適の心書

住職の心書454.関わり方

ある方を一言で説明する時に同じ人であっても、
「あの人は頑固な人だ。」と言われる方もいれば「あの人は自分の考えを貫く人だ。」と言われる方もいます。
「頑固者」と「意志を貫く人」は似たような言葉でありますが全く違うように思います。
「頑固者」は意見に聞く耳を持たずに周りから付き合いにくい人だと見放された人であり、「意志を貫く人」は他者の意見を取り入れながらも振り回されることなく、一貫して自分の意見を持っている人。
要は人と人との関わり方によってこのような「差」が生まれていく。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

この記事は役に立ちましたか?

参考になりましたら、下のボタンで教えてください。

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP
ログイン