眞田正適の心書

住職の心書456.大切な人

仏教では誰とでも仲良くしなさい。とは説いてはおりません。
ではどのように説かれているのかと言いますと「悪い友達を避けて、善い友達と関わりなさい。」と説いておられます。

どのような人が善い友というのでしょうか?

1.苦しい時に助けてくれる人
2.苦しいときも楽しいときも一緒にいてくれる人
3.自分のためを思って叱ってくれる人
4.周りから後ろ指を刺されても弁護してくれる人

「困難の状況の時にこそ真価が分かる。」

もうダメだと思う時に寄り添ってくれる方がいるかどうか?
そんな人を人生の内に一人でも見つけられたら、とても幸運な事であります。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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